北木石の販促展開としては、戦後初かもしれません。産学官の
連携により、北木石の新たな魅力を引き出すブランド再構築の
プロジェクトがスタート致しました。
写真は、今から約80年前の北木島での荷役の様子。戦前の燈籠
としては日本最大!靖国神社に奉納された北木石の大燈籠です。
3.11で罹災し、補修工事が行われていますが、今も尚、健在です。
過去の実績においては、存在感抜群の北木石でしたが、近年の
30年間で、その存在さえも消されそうな状況にまで追いやられて
しまったのが実情です。
上の写真は、北木島行きのフェリー内での打ち合わせの様子で
決して、ラウンジで一杯やっているわけではございません(苦笑)
到着後すぐに、ジェットバーナーの轟音が響き渡る採石場へと・・
白く煙っているのは石の粉。ダイヤモンドダストと同じく空気中
でキラキラ光ってますが、そんなロマンチックなものではござい
ません。長期間吸い続けると、珪肺になってしまうのです。^^;
社長が不在の中で、ベテラン職人が現場をサポートしてくれます。
昨日(11/29)御来島された皆様をご紹介致しましょう。写真左から、
岡山県立大学 産学官連携推進センター 湯浅さん
岡山理科大学 学外連携推進室 横溝博士
岡山大学 産学官連携本部 齋藤さん
岡山県 産学官連携センター 宗長さん
皆さんの共通した北木石の印象・・それは、北木石には、比類なき
大きな歴史的財産があるということ。明治維新後、全国を紋付羽織
袴(ハカマ)姿で飛び回った先人に習い、新たな挑戦が始まります。