スタートは雨・・9時前にJR笠岡駅へ到着したご一行は伏越港の
フェリー乗り場まで徒歩(約15分)で移動します。
小生母校の中学校一年生(三十一期生)の生徒31名と、引率の
先生が4人で、計35名の皆さんが、無事、港まで到着しました。
点呼確認の様子に、昔の思い出が甦ります。
四国研修の最後に、福山港の岸壁で正座(苦笑)。中学生の頃
だったかな・・叱られた理由は忘れましたが、今だと色んな物議
を醸すのでしょうね。そういうのも貴重な思い出なのですが・・
生徒は、ハシャぐ気持ちを抑えながらフェリーに乗船。みんなの
気持ちはよ~く分かっていますよ。これもまた研修なんでね・・
船内に入り、落ち着いた頃にDVD(北木石資料映像/約40分)
学習。フェリーも出発し、海が広がり出すと、瀬戸内海の島々の
様子が気になって仕方ありません(笑)
しかし、午前中は採石場見学と石割り体験なので、緊張感維持
しておかないと・・ちょっとした不注意が大ケガに繋がります。
船酔いした生徒もいたようですが、気合いを入れ直し、いざ山へ。
天気も持ち直して、絶好の研修日和に。それが・・山にいた間の
写真が一枚も無く・・先生、集合写真をメールでお願いします。^^;
楠木先生 早々に対応頂きまして有難うございましたm(_)m
さぁ、場所を移していよいよ石割り体験に。希望者は何と全員っ!
石の段取りが間に合いません・・。
男子は玄翁(ゲンノウ=大ハンマー)、女子は石頭(セットウ=小
ハンマー)で、火花を散らしながら石を割りまくり。こっちは、生徒
が拳をぶつけたり、割れた石で足を挟まないか終始ヒヤヒヤ。^^;
全員が石割りを終えた頃には、さすがにお腹もペコペコでした。
食事を終えた生徒から、山本字彫さんでMyコースターに直筆で
好きな漢字一文字を彫り込みます。
石に文字をどうやって彫るかは実体験まで秘密にしておきます。
みんな仕込みに一生懸命。綺麗に仕上がると良いのですが・・
彫っている最中、おチャラけて自分の手が血だらけにならない
よう、山本社長のレクチャーを真剣に聞いています。
前工程作業の終わった生徒たちが、次々と集まり順番待ちに。
字彫り作業を終えた生徒が、最終工程の着色作業に移ります。
帰りのフェリー出発時間が迫ってきた為、みんな慌てて塗料を
乾かせています。先生方のモノ以外は、全て持って帰ることが
できましたっ!よかったね~。^^
だが、三十一期生の生徒諸君!
私の事を『おっちゃん』と呼ぶのはヤメたまえ。次に会った時は
ちゃんと『鶴田先輩』と呼びなさい。^^;
その日の夜、今回の橋渡し役となられた小野(高校教頭)先生
からお礼の電話を頂戴しました。
「生徒は勿論、先生までが大喜びやったゾ。来年も宜しく!」と
そう言えば、人一倍熱心に字を彫っていた方がいたような・・
鬼軍曹の坂口先生でした(笑)。先生は、コースターを金箔文字
でピカピカに仕上げ、ご満悦の様子でいらっしゃいました(苦笑)
皆様、またのご来島をお待ちしております。(^^)/