鶴田石材の河田です。
3月7・8日に日本石材産業協会主催『NIPPON石博2015』が、
東京都上野恩賜公園にて開催されました!
弊社社長と共に私もお手伝いをさせて頂きました。
7日の昼より参加させて頂きましたが、
東京へ到着した時にはあいにくの雨模様。
お客様は来られているかなと、不安を抱きながら会場へ・・・
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そして、そこにはナント!
不安を吹き飛ぶほどのお客様がご来場されていました。
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この石博では多くのイベントが開催されました。
全国の石屋さん協力のもと、日本の銘石を集めた
『ふるさとの石』のコーナー。
これほど多くの石が、一堂に集まる事は
滅多に無いことなので、お客様以上に石屋さんが
食い入るように見ていたのが印象的でした。
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偏光顕微鏡で鉱物の性質を観察できる
『石のサイエンス』のコーナー。
難しい事は分かりませんが、石の種類によって鉱物の
構成が違い、色々な色でキラキラと輝いていたので、
万華鏡を見ているように綺麗でした。
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石工の技をじかに見る事の出来る
『伝統工芸士による実演』のコーナー。
「大胆かつ繊細に」とは、まさにこの事!
道具を使い分け形に彫っていく姿、かっこよかったです!
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各地の伝統工芸士の方々が制作した工芸品の数々。
一つ一つ丹精込めて作られた想いが伝わってくるような
物ばかりでした。
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石を使った工作や磨き作業などが体験できる
『石のワークショップ』のコーナー。
子供から大人の方まで楽しそうに作られていました!
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石釜で作ったピザ、石臼で引いたコーヒーの販売コーナー。
どちらも昔からあるものですが、改めて石は色々な
使われ方で文化と繋がっていたのだなと感じました。
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彫刻デザインにあかりを灯した『石あかりの小道』や
日本を代表するデザイナーの作品原画をもとに、
稲田のみかげ石を使って彫刻した
『いなだストーンエキジビション』
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東日本大震災をいつまでも忘れないという
メッセージを込めて『あしたを歩く』
これは、5円硬貨などで使われる真鍮製品が被ばく量を
計測する手法であることから、持ち寄って頂いた
真鍮製品を付けて頂き、復興への祈りとともに川村町へ
届けようというコーナーで、多くのお客様の想いを
込めて頂けました。
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今回ご紹介出来なかったコーナーや、ステージイベントなど
まだまだ沢山ありました。
2日間とも寒く、雨が降ったり止んだりしていた天候の中、
これだけ多くのお客様に足を止めて見て頂けたことは
感謝という言葉に尽きます。ありがとうございました。
また、これだけ大規模な石の展覧会が開催に至ったのは、
石屋の熱い想いがあったからこそです。
皆様お疲れ様でした。