北木石の匠 blog

記録

満を持して島を立つ!

半年前から準備に取り掛かっていた『東京駅丸ノ内駅舎』向けの
原石がいよいよ島を出ます。
110928眩しいサンシャイン.jpg
写真は、出荷当日(28日)の出勤途中(フェリーから撮影)のモノ。
これまでの思いを払拭してくれるかのような眩しい朝日に、しばし、
見惚れてしまいました。
110824JR向け原石①.jpg
これだけの原石を新たな場所から切り出しても、未だに、北木石
はもう無いとか、この度の台風12号・15号の影響で、採石場が
閉山したと、ウソ情報を流し、事実を曲げたがる業者がいます。
110824JR向け原石②.jpg
怪情報の中には、建築材は殆ど瀬戸石(北木石の一種)が使用
されていると言う業者もいます。これもまた、真っ赤なウソです。
110928原石出荷①.jpg
瀬戸石の歴史は戦後から。現在、瀬戸赤を一人で採掘している
花本氏も、当blog(9/6記事参照)でご紹介させて頂いた村上氏
(元・瀬戸白採掘者)におかれても、まだ二代目です。我々は、
石工キャリア半世紀の父で三代目、小生で四代目となります。
そういった事を申すと誇張しているようで、イヤらしく聞こえる為に、
これまでは自重してきましたが、嘘の情報に翻弄され、困られる
お客様がいらっしゃるのも事実ですので、敢えて、その事に触れ
させて頂きます。
戦前は言うまでもなく、戦後も、建築材としては、瀬戸石は殆ど
使用されておりません。関東方面において、万成石と同じように
墓石材として使用された実績はありますが・・。
110928原石出荷②.jpg
オンリーONEブランドとして、健在であるにも関わらず、一筋縄
ではいかない・・。だからこそ、施主様の強い信念と、間に入る
業者さんの清き心が、伝統を守っていくには不可欠なのです。